12月16日 忘年会 一覧に戻る

 
 大島いさぶろ荘にて刈り開き隊の忘年会が開催されました。隊員参加が昨年より少なかったけれど、ゲスト参加が多くて、有意義な忘年会となりました。

 写真は開会当初の模様。その後ヘジヘジバンドの演奏もあり、みなさん徐々にはじけて行きました。


12月16日 和深熊谷の整備 一覧に戻る


 左立ほどではないがここも不法投棄ゴミが結構ある。例の通り、柏木商店さんには今回も助けていただく。7時半から平田さん、阪本さんが現場の準備を、山本さんは柏木商店から運搬用2t車を借りてきてくれる。ご苦労様でした。
 作業開始は9時。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、消火器、瓦、プラスチック、楽しいビデオ、避妊具、ガラス、網、家庭ごみ、鉄くず等・・・あるわあるわ!古道からではわからない藪の下にもかなりある。
 途中、冬眠中のハビを見つけたが、天国に行ってもらった。結局、車4台、おおよそ6tのゴミを撤去出来た。
 終了後、平田さんのところに地権者の方から御礼があった。投棄に困っていたようだ。大辺路再生実行委員会の方で看板を立てて投棄を抑制しいかねば。浜やんに頼んで製作してもらい、左立とここに設置せねばならない。
                        (参加者11名 写真 タケポン 記事 辻やん)

12月 3日 すさみ町大串の浜 古道探索作業 一覧に戻る


 馬転坂にかかる手前、現在は国道になっているが、江戸末期の文献を見ると、串の戸から大串に至るには、坂を越えるとの記述があり、長井坂おじさんも10歳の頃に歩いた記憶を持つ。

 一帯はI産業の所有で現地の管理はK家が行っている。県庁の担当者も折衝に参加、試験刈り開き?という形式になって、当初は11月26日実施であったが、予定が変更になった。

 まず、すさみ側斜面から入るが、シダが濃密に繁っていて崩壊箇所や畑の跡と思われる段差もあり、古道探索難渋を極める。街道だから道の跡が残っているはずだが。まったくわからない。諦めて、シダの薄い部分を草刈機隊を先頭に開き、尾根に達する。

 尾根には道の跡にしては細い道?があって、電柱の跡もある。タケポン・ T 両名はその先の開けた部分を見て「古道!」と言ったが、自然の地形で古道ではない。電柱の付近から、下り道を探して馬転坂手前に下るが、崩壊したのか、道はなく、乾燥しきった斜面は滑りやすい。

 途中にまたも電柱の跡。が、道は無いとしか思えない。ただ、上る道は一部であるが残っているので、国道の法面工事の際に削られたか、乾燥が激しく自然崩壊したか、いずれにせよ、明確に古道と判断できる道の跡は無かった。

 国道歩き解消のために、何とかしたい箇所だったが、一応、整備困難という事でI産業に報告してもらう事になった。
                   (参加者9名  写真 タケポン 記事 辻やん)

11月11日 田原堂道湿地ルートの刈り開き 一覧に戻る


 2年越しの調査・検討の結果、とうとう作業実施のはこびとなりました。

 当初、失われたルートの迂回路としてとにかく歩ける道にしようと始まった計画でしたが、本来の古道に近いルートであることがわかり、更にシーニックバイウェイ構想に絡めて一部区間を国土交通省が整備してくれるという大きなおまけ付きになりました。


11月 4日 すさみ町里野の刈り開き 一覧に戻る

 すさみ町里野の刈り開き作業を実施しました。石段の残る道を海岸へと降りる、枯木灘の海岸風景が楽しめる、すてきなコースとなりました。あと、里野小学校跡地などに「大辺路」道標をいくつか設置。作業を終える頃から稲光とともに雲行きが怪しくなり、ついにスコールのような通り雨に。お昼休みに、わかミンと小わかミンちゃんが、おやつをもって応援にかけつけてくれました。このまま小さいチェンソーを持って、ヤブに突入しそうな勢いでした。ありがとう!


(記事・写真 けいちゃん)
11月 3日 古道のルート確認のための軽作業 一覧に戻る

 世界遺産富田坂の安居辻松峠から三ヶ川林道に下るまでは現在、セメント舗装の林道を歩かなければならず、古道散策者には不評であったが並行して本来の古道が残存する事を、上野宏、辻田の調査で調べていた。
 10月12日に、紀南文化財研、 白浜町 教育委員会、刈り開き隊の合同調査を行い、先ず古道として間違いないとの結論を得ていた。 

 古道は林道を縫うように残存し、峠に近い場所から順に、5,4,3,2,1と残存区間を分けた。各区間の作業は以下の通り。 
 
 D、美しい古道が残存、路面状況良好、林道に吸収される部分までシダを古道の幅の通りに刈り取る。    C、区間は短く僅かmに満たないが同様にシダを刈り取る。 
 B、ここもよい状態で残る。林道出口の部分で下草を刈り、路面整備の必要あり、途中に電柱の跡と碍子が落ちている。
 A、ここは古道と思しき道が並行している。おそらく、直線の道が電柱を上げるために開削した道か?林道に下る部分の急斜面の補修必要。
 D、ここは立ち木あり。でも右側の壁は人工的に削られた部分があり、古道と判断する。立ち木はそんなに伐らなくても充分に歩ける。先月末、この概況を地権者の多屋林業に報告の上、正式な整備作業実施許可を申請する。富田坂をより魅力あるものにするためには整備が必要だ。

 (追記)12月13日、正式に整備OKとの返事が西牟婁振興局を通じてあり、作業計画を作成する事になった。新年の作業になると思う。
                                 (参加者8名  記事 辻やん)

10月29日 道標設置 一覧に戻る


 交流ウォーク終了後、4名でJR田子駅付近で道標の設置(10箇所程度)を行いました。

(写真 タケポン)
10月29日 熊野語り部の会との交流ウォーク 一覧に戻る


 三重県熊野市の「熊野の自然を考える会」「熊野古道語り部友の会」の皆さんが、大辺路刈り開き隊が整備したルートを歩きにやって来ました。刈り開き隊としても万全の受け入れ態勢を整えお迎えしました。

(写真 タケポン)
9月24日 赤瀬平見と九九平見の道刈り開き 一覧に戻る

 大辺路調査準備のため、地元の区長さんたちも立会いのもとに九九平見の「かつて古道だった」と言われているコースの刈りあらけを行いました。辻やんが「九九平見(ここのひらみ)の東のはずれの墓地を過ぎると細かい石を引いた石畳道が50mばかり残っていますが、その先は谷となっていて道が分かりません」と書いていますが、実際、古道らしい苔むした石だたみがありましたが、その先を調査しても谷から赤瀬平見にいたるルートは結局見出せず。
 やむなく、JR線路沿いに路があったという伝聞を頼りに、JR下の小さなトンネル脇の山側をたどったところ、写真のような石段のある登り路を発見。刈りあらけを行いながら約200mほど登ったところで、行き着くところは赤瀬平見の墓地で(墓地に縁があるところだ!)、そこからは国道42号線の上を横切る橋を通って赤瀬小学校経由で国道42号線に出ることができました。JR田子駅にもアクセスできます。
 墓地の下の足場の悪い急登部分に倒木を切って階段を数段急造して、午後3時ごろ作業を終了しました。国道を通らない、山道迂回ルートとして活用できそうですが、この場所の国道には歩道があり、海景色を楽しめる最短ルートでもあり、今日刈りあらけた道を採用するかどうかは検討を要します。なお、墓地の下にはゴミがかなり捨てられており、これを清掃するかどうかは、調査を待ってからにすべきとの意見が本日の参加者から出ていました。
(記事・写真・けいちゃん)

7月16日 和深・雨島への道標設置 一覧に戻る

 木本神社と熊谷を結ぶルート。

7月 9日 田並の草刈り 一覧に戻る

 17日開催の「熊野で健康ウォーク」を受け入れるために野なぎ付近の草刈り作業を行う。

5月20日 グランドデザイン那智勝浦2班との交流ウォーク 一覧に戻る


 大辺路再生の連携組織であるグランドデザイン那智勝浦2班とはこれまでも作業の協力は行ってきたが、全体の交流を兼ねてグランドデザインの整備した那智勝浦町狗子の川のコースを案内して貰う。
 短いコースだが古道の面影を残した良いコースだ。
 ウォーク終了後ホテル一の滝に移動して懇親会。各自の自己紹介で古道に関するそれぞれの関わりや思い入れが語られた。
 その後、刈り開き隊のテーマソング「いっしょに歩こう」を披露して、全員での記念撮影の後、最後は万歳で締めくくった。
 4月22日 18年度総会 一覧に戻る


 串本文化センターで18年度の総会を開く。決算報告や活動報告、予算案の審議を行い、大辺路再生委員会やシーニックバイウェイとの関わり、更に18年度の活動計画を協議する。
3月 4日 和深川ルートの整備 一覧に戻る


 本日は天気は申し分なく快晴。杉花粉の舞い踊る、絶好の刈開き日和の中、和深川ルートの整備作業に参加しました。
 長大な丸木橋も、みんなの力であっという間に完成。密度の濃い一日でした。皆様ご苦労様!

 (写真・記事 けいちゃん)

 本日のルートは往年の大辺路街道であるが、集落の山手を通るため家屋の裏から見られるような格好になり整備に合意が得られるまで時間がかかっていた。王子神社側は笹竹を中心に下藪、途中のミカン畑の中は崩れていて下の写真のように電柱の廃材や植林から乾ききった桧の倒木、海岸からは流木のこれも乾ききったものを使って丸木橋を組み合わせるような格好で約30mの道を作り上げた。
 午前はこの区間の東西に分かれ路面整備と刈り開きを行い、午後は一部のメンバーを残して架橋作業に集中した。道路から廃材や流木を現場まで持ち上げるのは確かにしんどかったが、終わったあとの充実感は何ともいえないものがある。過去にも、串本有田高場平見の真夏の刈り開き作業や、田並のゴミ処理作業等、いろいろやってきたが、これでまたかつての大辺路街道がつながった。刈り開き隊メンバーのここ一番の集中作業には代表ながら、感心させられる。作業監督、地元の長井坂おじさんはこの後もイノシシの侵入を防ぐために写真の橋の入口部分に網戸を設置した。夜遅くまでかかったそうである。なお、作業に参加頂いた県庁地域振興課、すさみ町役場、和深川地区の皆さん、有難う御座いました。(記事 辻やん)
2月 4日 不法投棄ゴミ撤去 一覧に戻る


 串本町和深左立における不法投棄ゴミ撤去作業。
 当初、5日も連続して行う予定だったが、隊員以外に県の職員・リサイクル業者・一般参加者と大勢の参加で一日で終了出来た。
 洗濯機、冷蔵庫、テレビ、掃除機、タイヤ、瓦、ブロック、硝子繊維断熱材、紙おむつ、生ゴミ、陶器類、魚網、浮き、船舶用ロープ、古着、カーペット、ベッドのマット、スレート、硝子、缶、ビン、バイク、ヘルメット、プラスチック容器、農ビフィルム、ゴムホース、針金、おまる、塩ビ製パイプ、トタン板、いかがわしいビデオ等々、いったいどこまでゴミがあるのかと思われる現場だった。表面はなんとか、目立たなくなったが地中にはまだまだ夥しい量の投棄ゴミが堆積している。
 本作業の模様は2月26日(日)午前9:30〜10:00、午後10:00〜10:30の2回、テレビ和歌山の「地域パワーで和歌山を元気に」で放映される。

 
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