八幡神社  串本町津荷886番地  祭神 応神天皇


 
 津荷八幡神社のおまと祭りは毎年1月2日午前9時から行われる。
  
  式典は境内で行われる。

  神主の祝詞のあと玉串奉天。
  
 式典終了後、お祓いを受けた 弓・矢・的・穂(木槿)を持って港まで移動。このとき隊列は組まない。
  
 的までの距離は20m。

 2本の椎の木の柱に、的の中心が目の高さにくるように取り付けられる。
   
 弓頭は弓矢と扇を定められた場所に置いて開式を待つ。
   
 区長が開式を宣言。

 弓頭は上・中・下から選ばれており、真ん中に座るのが今年の大当番である旨説明。
   
 3人そろってお辞儀をして扇を腰に差す。
   
 袂に手を入れて(敵に手の内を見せないの意味あり)左足から3歩半進む。すぐに右手で受けるように鏃を隠しながら矢を取る。
   
 矢を持ったまま右手・左手・右手と使って弓を取る。

 弓と矢を右手に持って右足の所に立てて、顔を的に向け左の袖を持ったまま的を指す。
   
 次に左肩を脱いで45度の角度で前傾し構える。
   
 最初は大当番の白い矢から射る。次はどちらでも構わない。
   
 それぞれ2矢ずつ射終わると、肩を直して3歩半下がり着席する。

 矢が回収され弓頭に戻される。

 以上の動作が2回繰り返される。
   

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