田原湿地帯自然観察会


 刈り開き隊の保全活動を評価して国土交通省が田原湿地帯の水路沿いに遊歩道を整備してくれました。隊としての活用イベント第2弾として2009年8月22日に自然観察会をひらきました。

 当日の講師を務めて頂いた熊自連副会長の南先生。参加者は老若男女26名。
 まず最初に箱から取り出した、先生が前日に採捕してくれていたマルタンヤンマ。これは珍しい。
 フケ田の稲刈りと言えば田舟。まだ現役でした。
 途中で見かけたトンボの見分け方のポイントなどをひとつひとつ詳しく解説。
 なるほど!この下敷きによるとあのトンボは・・・・・・。
 よおし!僕も珍しいトンボを採るぞ!!
 秋のトンボ釣りと言えばこのギンヤンマ。子どもの頃のあこがれのトンボ。しかも♂。
 飛ぶのが早く素人にはなかなか捕まるトンボではないが、南先生は下からすくい上げる技で難なく採取。
 
 沼地に足を踏み入れた南先生。ミズスマシやヤゴなど水生昆虫を次々と採取。写真は絶滅危惧種のコオイムシ。メスはオスの背中に卵を産み付けて、オスが子供を背負って育てる。なんだか身につまされる虫である。
 最後に図鑑でおさらい。ついでにたまたま飛んできたルリセンチコガネを解説。
 臨機応変で、なんでも答えてくれる。すごいな!!
  
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